水上太陽光発電コラム

水上太陽光発電所は小動物に荒らされない?

こんにちは。
ため池にはいろいろな生物が生息しています。
では、それらの生物によって水上太陽光発電所に危害が加えられることはないのでしょうか?
今回は、ため池に生息する生物が水上太陽光発電所に与える被害と、
その被害を未然に防ぐための取り組みについてご紹介させていただきます。

ため池に生息する生き物とは

ため池には植物から鳥類まで様々な生き物が生息しており、生態系の宝庫であると言うことができます。
ここでは、ため池に生息する生き物の一部をご紹介させていただきます。
・昆虫
昆虫の中でもアメンボやトンボに代表されるような水生昆虫が多いのが特徴です。
・魚類
ため池の多くは淡水なので、ため池に生息する魚類はそのほとんどが淡水魚です。
メダカのような小さい魚から、フナのような大きい魚まで様々な淡水魚が生息しています。
近年では、ブルーギルのような外来種をため池で目にする機会も増えてきています。
・哺乳類
他の種と比較してため池に哺乳類が生息しているケースは少ないです。
しかし、一部ため池にはヌートリアなどの小型哺乳類が生息している場合があります。
・鳥類
ため池は多くの魚類が生息している為、鳥類にとっては絶好の餌場です。
そのため、サギやカモなど様々な鳥が生息しています。
鳥は渡りをするため年中同じため池に居続けるというわけではなく、季節によって住む場所を変える種が大多数です。

上記のような生き物がため池には生息しています。
ではそれらの生き物がため池に被害を及ぼすことはないのでしょうか?

小動物による被害事例

実際、ため池に生息するヌートリアによる被害が、水上太陽光発電特有のトラブルの一つとして挙げられます。
ヌートリアは北米に多く生息する外来種の小型哺乳類です。
このヌートリアが水上太陽光発電の電線をかじることで、直流回路が地絡してしまうのです。
その他にも、鳥によるフン被害などが挙げられますが、基本的には雨によって流されるため大きな問題とはなりません。

被害を事前に防止するための取り組み

ヌートリアによる地絡被害を防ぐために、電線を束ねて配管に収納する方法があります。
これは一時的な対策としては有効ですが、ヌートリアが配管ごと噛み切ってしまうこともあるらしく、駆除をしてしまうというのが最善の
方法だと言えます。

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今回のブログ内容にもありました「ため池の害獣駆除」なども併せてお気軽にお申し付けください。

 

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