ため池でどれぐらい発電できるの?
こんにちは。
ため池は全国に20万ヶ所以上存在しており、水上太陽光の発電ポテンシャルは非常に高いと言われています。
では、実際にため池での水上太陽光発電ではどれくらいの発電量が期待できるのでしょうか?
また、ため池1ヶ所当たりの発電量はどの程度なのでしょうか?
今回は、ため池の水上太陽光発電で得られる発電量についてご説明させていただきます。
ため池で太陽光発電を設置できる面積は?
ため池での水上太陽光発電ですが、そもそもの日本にあるため池の数をご存じでしょうか?
農林水産省の農村振興局によると、ため池は全国に20万ヶ所以上あると言われています。
そして、NEDOの「再生可能エネルギー技術白書」には、ため池を含む水上空間は日本全体で4,481㎢あり、
設置可能割合はその約10%と記載されています。
つまり、日本のため池を含む水上空間において太陽光発電所を設置できる面積は、448㎢もあるという計算になります。
これは、耕作地に次ぐ太陽光発電の設置可能面積の広さとなっており、発電ポテンシャルが非常に高いことが伺えます。
ため池で発電できる発電容量は?
448㎢もあるといわれている水上太陽光発電のポテンシャルですが、実際どの程度の発電容量があるのでしょうか?
NEDOの「再生エネルギー技術白書」では448㎢ある設置可能面積で発電できる太陽光発電容量は約38GWとされています。
では、ため池1ヶ所あたりにはどの程度の太陽光パネルを設置することができるのでしょうか?
先述の太陽光発電容量と設置可能面積から算出すると、1㎡あたり約0.08kWとなり、仮に10,000㎡のため池の場合には800kWの太陽光パネルを設置することができます。(あくまでも概算によるものであるため、ため池の条件によって設置できる太陽光パネルの数は異なります)
ため池での水上太陽光発電所 設置事例
ここで、実際の水上太陽光発電所の設置事例をご紹介させていただきます。
上の写真は、自社で保有する水上太陽光発電所です。
こちらでは、池の面積が8,569㎡ありそのうち3,529㎡に太陽光パネルを設置しており、パネルの設置容量としては340kWとなっています。
この他にも多数の設置事例を掲載していますので、詳しくは「水上太陽光開発事例」をご覧ください。
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