ため池を貸していただく上で留意すべき点
こんにちは。
全国に約20万ヶ所あり、発電ポテンシャルが非常に高いと言われているため池での水上太陽光発電ですが、
ため池の所有者の許可を得ることがなかなか難しく、発電所の建設に至らないこともあります。
今回は、ため池の所有者にため池を貸してもらい発電所を建設するに至るのが難しい理由と、
施工業者がどのようなアプローチを行うべきかについて解説させていただきます。
ため池をなぜかしてもらえない?
ため池での水上太陽光発電において、ため池の所有者から許可を得ることが、一つのハードルになっています。
ではなぜ、ため池をお貸しいただく段階でハードルが発生するのでしょうか?
大きな要因として
「ため池で水上太陽光発電を行なうことでいろいろな弊害が生じないか」
と心配される方が多いことが挙げられます。
もちろん、「自身のため池を有効活用したい」とお考えのため池の所有者は、たくさんいらっしゃるのですが、
それは、「ため池の安全性が確保されている」かつ「ため池の水の利用ができる」という条件付きです。
つまり、ため池の保全と農業用水としての利用に弊害がない上でさらに有効活用できる、という前提を把握しておく必要があると言えます。
ため池を貸してもらうには誰にどのようにアプローチすべき?
では、上記の前提を把握したうえで、施工業者としてどのような点に留意してアプローチを行えばよいのでしょうか?
1点目は、ため池に水上太陽光発電所を設置することにおける安全性をお伝えすることです。
「水上太陽光発電」というとため池の上に機械を設置するので、ため池の水や取り巻く環境に悪影響が出るとお考えの方もいらっしゃいます。
また、近年の太陽光発電所の事故から太陽光発電自体に良いイメージをお持ちでない方もいます。
そういった方に
・水上太陽光発電所の設備が安全であること
・水上太陽光発電所を設置しても水環境に悪影響が出ないこと
をしっかりとお伝えする必要があるのです。
2点目が、ため池の水はこれまで通り使えることをお伝えするということです。
ため池本来の活用方法である農業用水としての用途以外で活用することにおいて、ため池本来の機能を失わないことが重要です。
そのため、水上太陽光発電の説明を行う際には
・ため池の水面を利用するだけであること
・ため池の機能はそのままに、水はこれまで通りお使いいただけること
を説明する必要があります。
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