水上太陽光発電コラム

ため池にはどのような種類があるの?

こんにちは。
ため池はの多くは江戸時代以降に農業用水の確保を目的として作られ、全国に約20万ヶ所存在すると言われています。

しかし、それらは場所によって作られ方や構造が異なっており、大きく「谷池」と「皿池」に分類することができます。

では、実際にそれらのため池にはどのような構造の違いがあり、どちらのため池が水上太陽光発電に向いているのでしょうか?

今回は、ため池の種類と水上太陽光発電に向いているため池についてご説明させていただきます。

平野部に位置する皿池

皿池は主に平野部で目にすることが多いため池です。

皿池の周りは平地に囲まれており、窪地となっているところの周囲に堤防を築いて、ため池として造られました。

また、皿池の中には窪地の底をさらに掘って作られたものもあります。
もとが平地であるため水深が浅いのが特徴で、人間の生活圏内、特に讃岐平野に多く分布しています。

山間部に位置する谷池

谷池は主に山間部で目にすることが多いため池です。
山間や丘陵地の谷を一部せき止めて谷池が造られました。

そのため、皿池よりも水深が深く、川をせき止める堰堤の高さが15メートルを超えるものに関しては「ダム」と呼ばれております。

また、谷池から水を流して皿池に分配して貯水するという方法が採用されている場合もあり、福島県などに多く分布しています。

水上太陽光発電に向いているため池はどっち?

それぞれの池の特徴は先述した通りですが、一体どちらのため池が、水上太陽光発電所の建設に向いているのでしょうか?

ズバリ「皿池」の方が水上太陽光発電所の設置に向いています。
理由としては、水深が浅く池底が平坦だということが挙げられます。

ため池で水上太陽光発電を行う場合、池底にアンカーと呼ばれる錨を打ち込まなければいけません。
池底が深い谷池だとその作業が困難となるのです。そのため、一般的には皿池の方が水上太陽光発電の建設に向いていると言われています。

しかし、ダムで水上太陽光発電の施工事例があるように、必ずしも谷池には水上太陽光発電所が設置できないというわけではありません。

そのため、水上太陽光発電の設置をご検討されている方は、ため池の種類に関わらず是非一度お問い合わせください。

ため池の管理でお困りの方へ

ため池の管理でお困りの方は是非一度、水上太陽光発電.comまでお問い合わせください。
どのような大きさでも、どのような形でも相談に乗らせていただきます。

また、水上太陽光発電.comを運営するキョーラク株式会社では、
安全で環境にやさしい国産フロート架台を使用した豊富な施工実績があり、安心してお任せいただくことが可能です。

皿池をお持ちの方はもちろん、谷池でも水上太陽光発電の建設が可能な場合もありますので是非一度ご検討ください。

 

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