四国電力（株）様初の水上太陽光発電所案件

投稿日　2022/11/21

案件名	香川県長谷池
環境	農業用ため池
用途	FIT（固定価格買取制度に基づく売電事業）
システム容量	1,146.6kw
使用パネル	Trina Solar 450W
フロート架台	キョーラク㈱製
ため池の面積	17,728㎡
フロートの占有面積	9,257㎡（カバー率52.2％）
年間発電量
CO2排出削減量

システム容量1,146.6kWの水上太陽光発電所です。

池の南側～北側にかけて池底の高低差が4M、最深部（水深6.5M）には取水口が設置されているほか、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　西側は木々に覆われ、東側は間知ブロックから池底までが硬質地盤となっていましたが、フロート式架台と　　　　　　　　　　　　　　　　　太陽光パネルのOne by One方式の特長を活かして、池の形状なりに必要な逃がし距離を確保しつつ、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　柔軟なレイアウト設計となっています。

また、アンカー施工にあたり減水した際に一部池底が露出し、ヘドロ層を歩行して作業する必要ありましたが、　　　　　　　　　　　　　　　　過去の経験より、作業エリアに渡し板を敷くなど工夫を施すことで、期間内に無事アンカー工事を完了することが　　　　　　　　　　　　　　できました。

分散型パワーコンディショナーを地上設置し、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　両面2段の特設架台に設置しています。

また、キュービクル式高圧受電設備とパワーコンディショナーは、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　堤体を挟んでため池の外側に設置しています。

水上太陽光発電所からパワーコンディショナーまでの直流ケーブルは、　　　　　　　　　　　　保護管に入れて堤体を横断する形で通しています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　その上に土間コンクリートを打って、2ｔトラック等が通行できるよう　　　　　　　　　　　　　スロープを作ることで、ため池管理の妨げにならないよう工夫を　　　　　　　　　　　　　　　施しています。